今川日誌

創業100周年の記念の月に。

先月は店頭でささやかな100周年記念のイベントを開催させていただきました。お買い上げのお客様に、くじを引いていただきました。孫の一人が「くじ」と「くじ」を入れる箱を作ってくれました。一か月の間毎日、くじが引かれ、用意した景品が出ていきます!楽しい瞬間でした。

そしてあることに気が付きました。『「どうぞ「くじ」を引いてください!』と箱を差し出したときに「わたし、くじ運がないから」とか「くじで当たったことがないのよ」などと引く前におっしゃる方が必ずいます。

今回弊社では「空くじなし」でいきましたが、「(良い賞に)当たらないのよ」の人は全員「参加賞(最下位の景品)」を引いたのでした。1等から4等の数と参加賞の数は最初から差があるので、確率は当然違うのですが、言葉には力があるという事実を身をもって知ったのでした。

2023年08月10日

「褒められる」・・・に慣れてない!?

ざぜんそう(僧が座禅を組む姿に似ていることからついた名前)

黙々と目の前のいつもの仕事をこなしていると、ごくたまにそれを称賛してくださる人に出会うことがある。「職人」や「いちがい(わき目もふらず頑なに進むようす・こちらの方言か?)な顔」とか、「こどものように、愛情を注いで酢造りされていて、感激で涙が出そうになる」などと言ってくださる。どれも身に余る言葉である。

苦しいこともある。それでも数年先に創業100年という、目標が見えている。たいへんだったと振り返ることもあるが、それ以上にとてもたくさんのお客様との出会いがうれしい。何よりも力になる。

ありがとうございます!

 

 

 

2019年04月19日

お客様、ようこそ(やがて創業100年)

毎日、いろいろな人が弊店店舗に来てくださる。ギャラリーで毎月替わりの展示をしているので、それを見るだけにお越しいただくこともある。もちろん、酢に興味を持ってくださってお買い求めの方、常連さん、ご近所さん、遠方から車で乗りつけてくださるといった方々も。

本当に有難くて、涙が出そうである( ;∀;)

色々とお話をして、ずいぶん楽しいこともある。ご意見もある。雨の日や寒い日、ほんとは外に出たくないような日でも、お越しいただく。感謝以外にどんな言葉を書いたらいいのだろう。お陰様で、100年近くの年月を迎えようとしている我が生業であります。身体が動くかぎり、お客様と商品に向かい合いましょう!皆さま、よろしくお願いいたします。

2019年04月11日